がん治療サバイバーMikiさんの101人目の名医が主治医

がん宣告から治療と治療中断とそれからそれから…101人目とは?

読めば落ち込む闘病記録のあれこれ

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7月の退院後は、


某アメブ⚫️などで


闘病記を読み漁ってました。


でも、そのどれもが、


読むのも辛い状況に


なってるんです。


ドンヨ〰️リ、暗くなりながらも、


なんかないか、


なんかあるだろう、と、


一筋の光を探してました…。


そんな時期でも、お猿ちゃんはね、


きーちゃんと遊んでいる時間は


楽しいので、


ブログばかり読まずに、


できるだけ1日の家にいる時間は


きーちゃんと


遊ぶようにしてました。


お陰で


夜もいつもぐっすり眠れたんだよ。


きーちゃん様々だね❣️

避けられなかった、つるっぱげ

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退院後の初診察では、


手術担当の先生より、


『お猿ちゃんの子宮体癌は、


進行期ⅢCの低分化細胞でした。


リンパ節にも、


3箇所から見つかったので、


Ⅳ期の一歩手前です。


これはずっと変わりません


(☜ずっと変わらないの意味がわかり


ませんでした)。


だから、抗がん剤をやります。


TC療法を6クールといって


6回抗がん剤をやります。


初めは、


1週間程度の入院をしてもらい、


その後は、日帰りでできるので、


昔みたく大変じゃないから、


気楽な気持ちでできますよ。


だいたい、


12月くらいで


終わるんじゃないかな。』


『せ、せんせい…私は治りますか?


せんせいは初め、


【大丈夫!


子宮体癌は治りますよ!】


と、力強くおっしゃいましたが、


どのくらい治りますでしょうか?』


『いろんな説があるけど、


お猿ちゃんの場合は、


70パーセントくらいは治りますよ。


大丈夫!


頑張って


抗がん剤やってくださいね。』


はい…と言ったかどうかは、


記憶が定かじゃありません。


漫画みたく、


ワナワナ、ワナワナしていたと思います。


お猿のアタマからタマシイ抜けた…

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きーちゃんとお猿ちゃんの出会いの


後約1ヶ月後に、


某大学で手術する事になりました。


お猿ちゃんの頭の中


『まだ1ヶ月あるから、きーちゃんと


遊んでいればきっと、ガンだってな


くなっちゃうさ。』


と淡い期待も虚しく、


入院直前のCT検査での先生も、


『進行期の子宮体癌です。


画像では、


筋肉組織から出てないと思うけど、


手術してみなければわかりません。


お猿ちゃんの場合、


ガンの顔つきも3通りあって、


1番悪い顔つきをしています。


どんな悪さをするかわかりません。


その悪さを防ぐために、手術では、


子宮、卵巣はもちろん


リンパ節への転移の


確認と予防のため、


リンパ節郭清といって、


複数箇所リンパ節を


取り除きます。』


だいたい、こんな感じでした。


いつも、きーちゃんと遊んでる時は


ヘラヘラしっぱなしの


お猿ちゃんも、この時ばかりは、


タマシイが頭の上の方から


抜け出そうになりながらも、


一生懸命先生のお話をメモして


聞いてたんだよ…。



昼下がり。

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お酒はだいたい好きですが、あんまり良く知らなかったので、ちょっと知ってみたくなりました(^-^)

お店の、お兄さんにボトルを持っていてもらっちゃいました。


福岡県 喜多屋 吟の瞳 大吟醸

淡麗中口 とあります。

爽やかでまろやかで美味しいです(*^_^*)❣️

じゃじゃーん!救いの戦士とうじょう‼︎

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さて…ここで、えっへん❣️


僕の登場だよ。


その検査結果報告受けた日の午後、


お猿ちゃんは思ったんだって。


『そうだ…インコを飼おう!』


手乗りに育てるのに、


初めの餌付けが3時間おきで、


それが出来るのはいつかな、


今でしょ…!


でね、その日の夕方にご対面〜。


僕はね、


ペットショップで


1つのおうちに5羽くらい、


みんなでくっついていたんだ。


みんなでくっついてると、


落ち着くんだぁ、あったかいしね。


お猿ちゃんは僕たち


しばらくみんなの様子を見ながら


店員さんに、


『昔、


私が子供の頃飼ってた子が


男の子で、


おしゃべりが


とっても上手だったんです。


できたら、


男の子が欲しいのですが、


どの子がそうでしょうか?』


すると店員さんは、


『男の子は、


お鼻が青くツヤがあって、


女の子は


茶色でかさついてるんですが、


そうなるのも、


もうちょっと大きくなってからでな


いとはっきりわからないんです。』


と言い、


『おそらく、


この子とこの子が


そうだと思います。』


と、


僕ともう1羽をお猿ちゃんに見せた。


お猿ちゃんはじーーっと、


僕たちを見て、


『この子にします❣️』


これがね、


お猿ちゃんときーちゃんの


馴れ初めだよ。


今だから言うけどって


お猿ちゃんが言ってたんだけどね。


最初ばーちゃんはねー、


僕がくるの反対だったんだってさ。


ばーちゃんは身体が不自由だから、


構ってられないからだって


言ってたんだって。ふふふ。

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今はね、


そんな事言わせないよ〜〜〜❣️


僕は知ってるよ。


僕の事、


いっつも見てるじゃん(^-^)❣️


僕はばーちゃんが


大好きだよ〜〜❣️❣️

自分に賭けにでた‼︎

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そして、全面掻爬術後、


結果の報告の診察…の前日。


お猿ちゃんの頭の中


『もし、アレじゃなかったら、


一人暮らしでもして、少しのんびり


しようかな。』


某賃貸物件屋さんで、近場の物件を 


いくつか見せてもらい、 


『1日だけ、検討させてください。


もし、明日、一人暮らし始められそ  


うなら電話入れます。 


そしたら物件を見に行きたいので、


 案内をお願いします。』


自分に賭け、にでたのでした。


そして、次の日。


病院へ行った私は、


某賃貸物件屋さんに


断りの電話を入れる事に


なるのでした…


病院にて。


病院の先生


『残念ですが、お猿ちゃん、


あなたは、【子宮体がん】です。


しかも、ステージIIIの進行期、


さらに、


低分化という


顔つきの悪〜〜いがん細胞が


見つかりました。


この病院より、【子宮体がん】に特


化した病院を紹介しますから、


だいたい、手術は、


1か月後になると思ってください。』


だいたい、こんな話。


その後お猿ちゃんは、


顔面蒼白になりつつ、


持ってきたメモに震えながら


一生懸命先生の話をメモり、


とっさに、


『先生!私、子宮がんワクチンは


数年前に打っているので子宮頸がん


にはならなかったんですね!』


何を確認したかったのか…


疑問を投げかけたが…


その疑問は


そのまんま


宙ぶらりんとなってしまった…


えー⁉️出だしで滑って転んだの⁉️

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お猿ちゃんの頭の中


『これは、もしやアレだとするとア

 レだな…

ヤバイよ…仕事は続けられないよ…。』


後に、


あえなく予想的中


しちゃうのですが、


お猿ちゃんの上司と先輩に


説明して、


担当させていただいてた方の


引き継ぎをし、


退職していく事になるのでした…。