がん治療サバイバーMikiさんの101人目の名医が主治医

がん宣告から治療と治療中断とそれからそれから…101人目とは?

忘れてた…‼︎

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バラは年に2回


花を咲かす時期があると


だいぶ前に聞きました


5月頃と10月頃かな


気持ちの良い時期ですね☺️



朝の二人三脚散歩も


約一カ月…


どんなに


前日楽しくても、


どんなに


出かけがスマートでも、


歩き始めると


怒涛の2人…。


忘れてた…


今朝、補聴器の電池を


『いし』と呼んだ母。


まだまだどっぷり


浸かってるんだった。


センターへの道のりで


日々つぶやく


『急に歩けなくなったよ?』


の言葉に


つい私は


『徐々になったんだよ。』


なんて答えてたのに気がついた!


(あっちゃ〜…何がプロよ…


私、寄り添ってないじゃん💦)



組んでいる腕を整えて


『そうだね〜。


いつからだったろうね〜?』


すると、母は


『そうだよね〜、


いつの間に


歩けなくなったんだろうね〜。』


と全身に落ち着きを見せ、


その後も何度か


2人はそのやりとりを繰り返した。


(あ〜、私はこれを忘れてた…。)


そして


【歩けなくなって】から


【歩き出した】母を


いつもの怒涛の時間は消せたまま


朝の二人三脚散歩は終了。




忘れていたのは


なんと


私のほうであった…








追憶

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影響があったかも…のお話し。


42日間の入院で


わたしのベッドのお隣は


御高齢の方になった


私は血管が細く


その方も細く


夜中、


点滴の管を外してしまうらしかった


その都度


看護師さんにお叱りの言葉を


受けていたのがよく聞こえ


見てなくても


その惨状は目に浮かんだ。


だが昼間はにこやかに挨拶を交わし


私のリハビリの先生に訴える


『動かさないから


動けないのですよねー。』


の声を聞き


何か感じられていたかも…。


その方もリハビリの時間は


先生の声がかかると


痛いとは言いながらも


こまばず


積極的に


動かれるようだった。


一度声をかけてみた。


『すごいですね。


私は寝てばかりだったから


腰やお尻が痛いんですよ。』


すると


その方は


故郷の話、ここへ来る前の話、


亡くなられた御兄弟の


遠い記憶の中の


新しいまざまざとした追憶を


話される。


私は大きくうなづくきながら


その方の斜め前でジッと立ち


30分ほど聴いていたと思う


『私はおばあちゃんだけど


いいわね、あなたは、お若くて。』


とおっしゃるけど


その瞬間の微笑みが


とても可愛いと思ったので


『失礼かもしれませんが…


こんな可愛い笑顔をされる方なので


年齢は関係ないと思います。


素敵ですね。』


と言い


両の手を差し伸べて


握手していただいた。


すると前より大きく微笑まれ


にこやかに笑った。


そして何日か過ぎ、


私の文字練習に使っていた


あいうえお帳の2冊目を


思い切って


差し上げてみた。


もちろん病院なので


看護師さんに確認した後に。


『今、私の使っているものと


同じなので良かったら


使っていただけませんか?』


と尋ねると


快く受け取ってくれた。


その頃にはその方も


車椅子でナースステーションへ


行くようになっていたので


私はふと


覗いて見てみた。


すると


ノートを使って


色を塗っているのが見えた。


(あ…使って下さってる。良かった。)


しばらくして


私の退院が決まると


なんとその方も


私の1日後に


退院が決まったようだった。


(お話し、したいな。)


その方は


元居た施設に戻るらしかった。


そして故郷の話、戦争の話、


御兄弟の話…前の時と同じだった。


やはり


亡くなられたお兄様の話では


お辛そうに


『自分は病気ばっかりして、


こんなに生きちゃって


つらい…』


と、話すから


『お兄様はずっとずっと


見守っていらっしゃいます。


こんなに笑顔が素敵な方…


きっとずっと


お側にいらっしゃいます。


お兄様の分まで


どうかもっともっと


お元気にお過ごし下さいね。』


と言い


握手して下がろうとしたら


『あなた、名前、


どちらにいらっしゃるの?


またきっと逢えるわよね…』


そう丁寧におっしゃるので


『もちろんです‼︎


私も頑張りますから


頑張りましょう‼︎』


私と同時期にリハビリを始めた


その方は90代…


とても素晴らしい回復力


当初誤嚥も見受けられたが


自身のペースの食事、


周囲の方とのユーモア交えたお話、


出来る範囲での移動など


退院時はすっかり良くなられて


私より回復力はずっとずっと


上だ。


影響は


一方ではなくて


私であり


その方であり


きっと双方であったのだと思う…。



















リハビリ散歩は三歩から…

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1日一歩


3日で三歩


3歩進んで2歩下がる🎶



ばーちゃんとの


センターまでお供


何日めかな…


10月1日から始めて


3日坊主じゃなかったけども


挫折しそうになるのは


毎度のこと。


まだ一ヶ月足らずなのに


強烈パンチを今日もくらった…


センターの車の停車場に


よく知るみなさんがいつもより


多くいらっしゃる


母のつぶやきが聞こえ


私は一瞬にして


その後の怒涛の時間に気がついた


『私も車乗ってこう‼︎』


もちろん


そんな連絡はセンターにしていない


怒涛のやり取りに喉を枯らし


息を上げながらも、


関所を通過し


深呼吸して


お供して歩くを続ける。


次のポイントは


休憩を取る地点…


今回は機嫌を損ねてしまったため


休憩地点は無視された。


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それでも目的地まで着くと


『帽子は預かるから、


もうまっすぐ行ってね、


お疲れ様でした。』


と言って肩を揉むと、母は


『ありがとうね』


というから


すべてが消えてチャラになる。



今年50の娘は


この10年ほどで


最高の時間を誕生日に迎えた事を


昨日母と分かち合えたから


怒涛のやり取りはすぐ消せる。


母も強いが


私も強い。


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少し冷えてきた頃(忘れないで)

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10月のコスモスに


美味しそうに蜜を吸う


蝶がクルクル舞っていたので


調子に乗って寄って


カシャカシャしてたら


ヒラヒラ逃げた。


…ごめんね…。



今日のような日は私には涼しく


肘や膝の関節痛が


以前より弱くはあるが


感じられる…


やっぱり、温めるって大切ですね。



新しいイヤフォンを買ったので


ユーチューブで


先生のお話を聞いて


ほっこりとする…



治療の後の後…


手の関節が一つ凹んでしまったり、


片足ふくらはぎが柔かったり、


両肩の筋肉が削げていたり、


ひょっとすると


別の病まで引き起こしてた


可能性もあったかもしれないけど



病は可逆的なのでしたね…



温かくして


柔らかくして


筋肉鍛えて


日々過ごしていきます。


先生のお考えが


私の活きる基盤です。



これからもずっと…。


















ガン治療サバイバーより。

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なぜ


報道が過熱してるのかな…


夜な夜なけしかける


健康番組だったり


朝の番組での特集だったり


それを見て


動揺し


安易に


決定しないといいな…


だけど、


ことが事だけに


告知されれば


おそらくどの方も


自分史上最大の衝撃だから


その決定が


安易であることに気がつかず


ことを急ぎ


決めていくんだろうな…


私が


そうであったように…。



伝えたいのは


脱毛


だったり


蜂窩織炎


だったりは


もっとも軽微な


わかりやすい副作用であり


ほんとうのことは


目立たず…


意図されずとも


外からは見えない形で


進行する…


そうして


ずっと経ってしまえば


原因から外されてしまう。


ずっと経たなくても


追加の治療により


忘れさられてしまう。



だれも


それを追い続けた


者はいないのだから…。




















見守り。同行。ちょっと手を…。パート2

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怒涛のパート2…の予感は当たらず


見守り、同行、ちょっと手を…


2日目、驚きのスムーズスタート


『あれ⁉️こんなはずじゃ


なかったのにな…。』


まるで


いつかの台風のよう…。



およそ20分の歩行付き添い


『一般の方なら、


10分足らずのところかな…』


でも、すごい…。


出かけ前の準備より


すでに促す必要はなく


なんなら


私より身支度早く


『昔のお母さんだわ』


前半、中盤、崩す事なく


後半に『歩けない』の言葉と


疲労による脚のふらつき。


私はより、眼力するどくし


だがしかし


手を差し伸べても


時折その手は突き放される…


拍子を取ると


上がる足取り


リズム感は良好


なのに


発する言葉がマイナス方向…


禅問答のようがごとく


『歩けない…』


『歩けてる!』


『絶対転ぶ…』


『絶対転ばない!』


やりとりの中目的地到着


『2階まで、わざとらしく


ついてこないでよ!』


私は


『はい、はい!』


と言って2階へ行く。


『よろしくお願いいたします』


もう母は


私を見ずに


手を洗っている。



あぁ、お母さん。あなたの体中


私の視線で穴ぼこだらけ…⁉️













見守り。同行。ちょっと手を…。

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台風一過で


お天気は夏❣️


さて今日は


久しぶりに復活の


見守り、同行、ちょっと手を…。


足取りは


6月からの少しづつ


散歩をぷらぷら続けた分かな


だいぶまっすぐ歩いて


それでも感情ときどき、怒涛。


昨夜の天気の


やり直し…⁉️







見守り。

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遊びにいった施設にて…


たまたま、そこを利用されてた方が


なんとご本人も知らないうちに


その方の手には入れ歯がふたつ。


しかも両方、上の歯…


ふむふむふむ。


仕事中の職員と確認し


無事、もう一つの上の歯の


持ち主の方に戻して差し上げる


事が出来ました(*^^*)



もう一つ、


たまたま、遊びにいった事業所にて


競技の風船バレーを見学中


興奮された方が、


椅子から滑り落ち掛けて


とっさに駆け寄り


両方の脇から支えあげ


この時も


何事もなく


無事に時間は過ぎました(*^^*)


どうして遊びにいった先々で


何か見つけてしまうんだろう…


と考えたら


わかったことはただ一つ


ついつい、いつも


目を皿にして、


利用されてる方のこと、


穴が開くほど


見つめてしまうからと…。


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あの方、穴があいちゃったかしら⁉️



















記憶は取り戻せる❣️その人らしさも取り戻す❣️

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BPSDを


紐解くほうが難しい


だって手間暇かかるもの


【探し物】や【失敗】は


良くなる過程で


悪化するように見える


でも


対応する方は


怒らず


焦らず


目線を合わせ


声のトーンは穏やかに


そしてできるだけ近く


できたら一か所触れていて


ちんぷんかんぷんなら


紐解いてあげて


3歩進んでも


2歩さがるけど


焦らず


慌てず


深呼吸


ゆっくり回復見えるから。


記憶の訓練は単純作業


日付けの確認


足し算、引き算、得意な分野で


なんどもなんども


なんどもなんども


対応する方も


ご本人様も


一緒に努力。


昨日上手くいっても


今日上手くいかなくても


明日


新しい気持ちで…。

























間欠跛行

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数歩歩くと


限界がくる


間欠跛行(かんけつはこう)


あれあれあれ


いつの間にか


長く歩けているね


信号渡りきれたもの


マンツーマン


散歩を3歩から


諦めないのがいいのかな


出来ることが増えると


意欲も高まるね


『〇〇買いに行かなきゃ』


とても良い考えね(*^^*)


そうして行動意欲が高まると


行動能力もアップします


回復の兆しがたくさん


もちろん


戻ったりもするけれど…


やっかいな事も時に起きるけど…


記憶は未来記憶(未来予測)が


現れて


これはこれは大きな進歩の3歩の1歩


なんのこっちゃ


手間暇かかるのは良い証拠❣️